作曲初心者にありがちな特徴ってどんなものがあるんだろう?
できれば失敗を避けて作曲したい・・・
作曲・DTMは非常に楽しい趣味ですが、他の趣味と比較すると専門的な知識も必要で、初心者がつまづきやすいポイントも多いです。
この記事では、作曲初心者にありがちな特徴・NG行動の具体的な対処法について解説していきます。
作曲初心者にありがちな特徴は以下の6つ!
- メロディがダサい
- 曲にメリハリがない
- ドラムの音が小さい
- 音が安っぽい
- テンションコードを使っていない
- 曲が長い
作曲やDTMを始めると、音楽が100倍楽しくなるよ!
でも、初心者にとって独学では難しく、挫折率が高いのも事実・・・
作曲やDTMは必要な知識が多く、良い曲が作れるようになる前に挫折してしまうケースも少なくないです。
なので、初心者のうちは挫折しないために作曲・DTMスクールで、基礎を学ぶのがおすすめ。
私も最初は独学で作曲を勉強しており、わからないことが多すぎて挫折。
しかし、スクールに通って作曲やDTMを学んだら、お金をもらえるまでに成長できたのです。
僕はスクールに通ってから曲のクオリティが爆上がりしたよ!
効率よく上達したいならスクールの利用は必須!
スクールに通って正しく作曲・DTMを学べば、
- 無駄な努力をしないで済む
- プロ級の曲を作れるようになる
- 音楽でお金を稼げるようになる
といいこと尽くしです。
最短で作曲を上達させたいなら、まずはスクールの無料体験レッスンを受講をしてみましょう。
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補足ですが、シアーミュージックは、初回の体験レッスンは対面でのレッスンになります。
- シアーミュージックの対応地域外にお住まいの方
- DTMをオンラインで受講したい方
上記のような方には、他のスクールがおすすめ。
以下の記事ではDTM歴10年の私が、おすすめDTMスクールについて詳しく解説をしているので、参考にしてみてくださいね。
作曲初心者にありがちな6つの特徴
作曲初心者がありがちな特徴を説明するために、簡単なデモ曲を作りましたので、まずはこちらをお聴きください。
すごい素人っぽい曲・・・
何だか眠くなるね・・
上記のデモ曲には、作曲初心者にありがちな以下の特徴が含まれています。
- メロディがダサい
- 曲にメリハリがない
- ドラムの音が小さい
- 音が安っぽい
- テンションコードを使っていない
- 曲が長い
順番に解説していきます。
メロディがダサい
作曲初心者の方はメロディがダサくなりがちです。
メロディがダサくなってしまう理由として、
- いつも拍の頭からメロディが始まっている
- メロディの音が飛躍しすぎている
- アボイドノートで終わっている
などが挙げられます。
アボイドノートとは、特定のコードが鳴っている時に避けたほうが良いとされる音のことです。
例えば、コード「C(ド・ミ・ソ)」が鳴っている間には「ファ」の音は使用しない方がいいと言われています。
良いメロディを作るための方法は以下で紹介しているので、読んでみてください!
曲にメリハリがない
曲にメリハリがないのも作曲初心者にありがちです。
今回のデモ曲でも、ピアノ・ドラム・ベースがすべてリズムがワンパターンで、曲全体が間延びしてしまっています。
間延びを解消するためには、フレーズを細切れにしてあげるのがおすすめです。
作曲・編曲のコツは以下の記事で解説しているので見てみてね!
ドラムの音が小さい
作曲初心者に特にありがちなのが、ドラムの音が小さいというのも挙げられます。
作曲初心者は自分の曲に自信がないケースが多く、ドラムの音を小さくしてしまいがちです。
ドラムは楽曲の土台となるため、音量が小さいと曲全体の迫力がなくなってしまいます。
最初は難しいかもしれませんが、ドラムの音が埋もれないようなミックスを心がけましょう。
もし、自分ではドラムの適切な音量を判断できないなら、一度DTMスクールの講師に、曲を聴いてアドバイスをもらうのがおすすめ!
音が安っぽい
音が安っぽいのも作曲初心者にありがちな特徴の一つです。
音が安っぽいのはどうやって解消すればいいの?
答えはシンプルで、プラグインを購入しましょう。
外部の専用のプラグインを使用することで、一気に楽曲のクオリティが上がります。
プラグイン選びの基準は、YouTubeで多くのDTMerが解説しているので、気になる楽器のプラグインを探してみるといいでしょう。
テンションコードを使っていない
作曲初心者の方はテンションコードを使わないため、曲が単調すぎる印象を与えてしまいます。
テンションコードとは、基本的な3和音に加えて、7th、9th、11th、13thなどの音を加えた和音のことを指します。
例えば、Cの構成音はド・ミ・ソの3和音ですが、CM7(メジャーセブンス)の場合はド・ミ・ソ・シの4和音になります。
テンションコードの有無を実際に比較してみるとこんな感じです。
例えば、以下のコード進行の赤字のコードはテンションコードです。
F→E7→Am7→C
▼テンションコードなし(F→Em→Am→C)
▼テンションコードあり(F→E7→Am7→C)
テンションコードありのほうが、おしゃれな感じがするね!
初心者の方は積極的にテンションコードを使うことを意識しましょう!
ただしテンションコードを使いすぎると、曲が複雑になり過ぎてしまう可能性があるため、バランスを取りながら使うようにしましょう。
曲が長い
作曲初心者の方は曲が長くなりがちです。
気づいたら曲の長さが5分とか10分とかになっている・・・
となる理由は、大まかな構成を作曲段階で考えていないからです。
作曲に正解はありませんが、一般的に5分を超えると長い曲と分類され、曲全体をまとめる難易度が上がっていきます。
初心者の方は3~4分で1曲が収まるように意識することをおすすめします。
作曲初心者にありがちな特徴や失敗をしないためには
作曲初心者にありがちな特徴や失敗をしないための方法は以下の3つです。
- 作曲・DTMのレッスンを受ける
- 好きなアーティストの曲をコピーする
- ブログやYouTubeで作曲について学ぶ
順番に解説していきます。
作曲・DTMのレッスンを受ける
個人的に作曲初心者の方に一番おすすめしたいのは、作曲・DTMのレッスンを受けることです。
私も最初は独学でDTMを勉強していましたが、
- DAWソフトから音が出ない
- 音は出たけど、かっこいい音が鳴らない
- 何とか曲はできたけど、ホームセンターで流れるBGMみたいな曲になった
といったように、DTMが全く楽しくなく挫折。
しかし、DTMスクールに通って作曲とDTMを学んだら、お金をもらえるまで成長しました。
今では以下のような曲を作れるくらいにまで成長したよ!
▼私が作ったデモ曲
初心者の方からすると「すごい!」と思われるかもしれませんが、スクールでプロから教われば、このレベルの曲はすぐに作れるようになります。
僕のような凡人でもこんな曲を作れるから、君にもできるよ!
そして作曲・DTMスクールに通うのと、独学でやる場合には以下のような差があります。
スクールに通った場合 | 独学でやる場合 |
---|---|
時間がない人でも効率よく学習できる 困っているポイントを講師にすぐに聞けるので、挫折しにくい プロの作編曲のノウハウを教えてもらえるので、作編曲のクオリティが段違いに上がる | 1から自分で調べる必要があるので効率が悪い 覚えることが多すぎて挫折しやすい 労力をかけても良い曲が作れない |
スクールでプロの講師からレッスンを受ければ、挫折しにくくなる&上達が早くなります。
無料体験レッスンを受けたからといって、必ずしも入会する必要はないので、ぜひ気軽に体験レッスンを受けてみてください。
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体験レッスンを受けて合わなければ、無理に入会する必要はないよ!
補足ですが、シアーミュージックは、初回の体験レッスンは対面でのレッスンになります。
- シアーミュージックの対応地域外にお住まいの方
- DTMをオンラインで受講したい方
上記のような方には、他のスクールがおすすめ。
以下の記事ではDTM歴10年の私が、おすすめDTMスクールについて詳しく解説をしているので、参考にしてみてくださいね。
ブログやYouTubeで作曲について学ぶ
最も手軽で効果があるのがブログやYouTubeで作曲について学ぶことです。
作曲やDTMを上達させるには、本ブログで解説している記事をまず見てもらうのが一番早いかと思います。
▼DTMのまとめ記事
初心者の方にもわかりやすく解説しているので、上記の記事を見てもらえれば、良い曲を作れるようになりますよ!
またYouTubeにも作曲やDTMの解説動画が多くありますので、活用することをおすすめします。
作曲のコミュニティに入る
作曲やDTMのコミュニティに入るのも、作曲初心者の方にはおすすめです。
オンラインコミュニティに入ると以下のようなメリットがあります。
- 自分の曲を発表する機会がある
- 自分の曲に対してフィードバックをもらえる
- 他人の作る曲を聴いてアイデアを得られる
- 切磋琢磨できる仲間が見つかる
作曲を1人でやるのがつらい・・・
と感じている人はコミュニティの活用を検討してみるのがおすすめです。
作曲・DTMは非常にニッチな趣味のため、リアルの場で仲間を見つけるのは難しいので、DTMスクールやオンラインで探すのが個人的にはおすすめです。
コミュニティに入ると自分の曲を聴いてもらえるし、他人の曲を聴く機会も増えるので、DTMが何倍にも楽しくなります!
作曲初心者にありがち!作曲が上達しない理由5選
作曲初心者にありがちなNG行動は以下の5つです。
- 作曲の量が少ない
- 締め切りを設定していない
- インプットが足りていない
- 他人に自分の曲を聴かせていない
- 音楽理論を勉強していない
順番に解説していきます。
作曲の量が少ない
作曲初心者でありがちなNG行動で、そもそも作曲の量が少ないという場合があります。
作曲は1曲を時間をかけて作るのがいいんじゃないの?
初心者の頃はとにかく多くの曲を作ったほうが、得られるものが多いよ!
初心者の頃は、多く曲を作ることで得られるメリットがあります。
- コード進行やメロディの引き出しを増やせる
- DAW(作曲ソフト)の使い方に慣れることができる
- 多くの曲数を作曲した自信がつく
- 自分の得意な作曲方法を見つけることができる
作曲初心者の方は、可能であれば1週間に1曲、少なくとも1カ月に1曲は作るのがおすすめ。
締め切りを設定していない
作曲初心者の方で締め切りを設定せずに作曲に取り組んでいる方は多いでしょう。
締め切りを設定しないと、
- 試験の勉強で忙しい
- 仕事で疲れてるから
というのを理由に、作曲が後回しになってしまいます。
「仕事の量は完成のために与えられた時間をすべて使い切るまで膨張する」という法則(パーキンソンの法則)もあるように、期限を設けないと、いつまでも曲が完成しません。
また、締め切りを設定したほうが、適度なプレッシャーがかかって良い曲を作れる場合も多いです。
「曲が全然完成しない・・・」と悩んでいる初心者の方は、ぜひ締め切りを設けてみてください。
SNSとかで「○○日に新曲投稿します!」って宣言するのもありだね!
インプットが足りていない
作曲初心者の方でありがちなNG行動として、インプットが足りていないケースも多いです。
ここでいうインプットとは「最新の音楽や普段自分が聴かないジャンルの音楽を聴く」ということです。
自分の好きなジャンルの音楽だけ聴くのはダメなの?
ダメじゃないけど、色んな曲を聴くことでオリジナリティのある曲を作れるようになるよ!
作曲で重要なことは、コード進行やメロディのアイデアなどの引き出しを多く持つこと。
DTMで作曲するのであれば、
- 様々な楽器の知識
- エフェクト・効果音の曲への取り入れ方
などを理解しておく必要があります。
逆にインプットが足りないと、ワンパターンで表現の幅が狭い曲しか作れない状態になります。
インプットの方法は、ランキング上位の音楽をランダムで再生するのがおすすめ!
他人に自分の曲を聴かせていない
自分の曲を他人に聴かせないというのも、作曲初心者のころにありがちなNG行動です。
自分の作った音楽を人に聴かせるのが恥ずかしい・・・
と感じる人もいるかもしれません。
私も他人に自分の曲を聴かせることに、ものすごく抵抗がありました。
しかし、他者からのフィードバックなしには作曲スキルが上達しないのも事実です。
僕もDTMスクールに通いだして講師の人からフィードバックをもらうようになってから、曲のクオリティが上がったよ!
「他者からフィードバックをもらう→自分に足りない部分を知る→次の曲に生かす」というループをこなすことで、作曲がみるみる上達していきます。
音楽理論を勉強していない
音楽理論を勉強していないという作曲初心者の方も多いのではないでしょうか。
音楽は理屈じゃない!アイデア勝負だ!
という意見もあるかと思います。
もちろん、一部のセンスのあるミュージシャンは音楽理論を勉強しなくともヒット曲を生み出します。
しかし音楽経験のない初心者が、音楽理論を理解しないまま作曲しても、良い曲を作れる可能性は非常に低いです。
初心者の方は少なくとも以下の音楽理論を学ぶのがおすすめ。
- 音名の表記について(ド=C、レ=Dなど)
- ダイアトニックコードについて
- 曲のキーについて
音楽理論を学ぶと楽曲制作の幅が広がります!
音楽理論については以下の記事で詳細を解説しているので、あわせてご覧ください。
まとめ
今回の記事では、作曲初心者にありがちな特徴や上達しない理由と、具体的な対処法について解説しました。
今回の記事をまとめると以下になります。
- メロディがダサい
- 曲にメリハリがない
- ドラムの音が小さい
- 音が安っぽい
- テンションコードを使っていない
- 曲が長い
- 作曲の量が少ない
- 締め切りを設定していない
- インプットが足りていない
- 他人に自分の曲を聴かせていない
- 音楽理論を勉強していない
- 作曲・DTMのレッスンを受ける
- ブログやYouTubeで作曲について学ぶ
- 作曲のコミュニティに入る
どれも効果がありますが、もし迷ったならDTMスクールに通うのがおすすめ。
なぜなら、作曲は独学で学ぶハードルが高く、プロの講師の力を借りた方が楽しみながら上達できるからです。
今回紹介した失敗やNG行動を避けることができれば、作曲初心者から抜け出せるはずです。