編曲ってよく聞くけど、作曲と何が違うの?
簡単に説明してほしい!
「作曲」という言葉はよく耳にしますが、「編曲」は耳なじみがなく、どのような作業をするのか具体的なイメージが湧かない方も多いと思います。
この記事では、編曲とは何か、作曲との違いについてもわかりやすく解説します。
これさえ見れば、編曲のすべてがわかります!
編曲については以下を理解すればOK!
- 編曲とは、簡単にいうと「メロディに肉付けする」こと。
- 編曲の主な役割は以下の3つ。
- コードを付ける(アレンジする)
- 曲の構成を決める
- ドラムやベース、ギターなどの楽器を加える
- 作曲と編曲の違いは、作曲はメロディを作り、編曲はそれ以外を担当。
もしあなたが、オリジナル曲を作れるようになれば、間違いなく一生楽しめる最高の趣味になります。
ただ、作曲は初心者の方にとって難しく、挫折率が高いのも事実です・・・
作曲は必要な知識が多く、良い曲が作れるようになる前に、挫折してしまう初心者の方は少なくないです。
もし作曲で、挫折したくない、早く上達したいのであれば作曲・DTMスクールに通うのがおすすめです。
私も最初は独学で作曲やDTMを勉強しており、わからないことが多すぎて挫折しました。
しかし、スクールに通って作曲やDTMを学んだら、作曲でお金をもらえるまでに成長しました。
僕はスクールに通ってから曲のクオリティが爆上がりしました!
効率よく上達したいなら作曲スクールに通うのは必須です!
スクールに通って作曲やDTMを学べば、プロ級の曲を作れるようになります。
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料金 (1コマ) | 4,400円 | ※スタジオでの受講の場合は、別途スタジオ代 | 5,825円※初月のみ | 4,208円
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以下の記事では、初心者におすすめできる作曲・DTMスクールについて解説しているので、あわせてご覧ください。
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編曲とは簡単にいうと「メロディに肉付けする」こと
編曲とは、既存のメロディに対して様々なアレンジを加えていく作業です。
簡単に言うと「既存のメロディに肉付けすること」とも言い換えられます。
具体的には、既存のメロディに対して、
- コードを付ける(アレンジする)
- 曲の構成を決める
- ドラムやベース、ギターなどの楽器を加える
といった作業が「編曲」の役割として挙げられます。
一言でまとめると、曲の「歌詞」と「メロディ」以外のすべての部分を担当するのが「編曲」です!
作曲と編曲の違い
編曲についてはわかったけど、作曲との違いってなに?
作曲と編曲の違いは以下の通りです。
作曲 | 編曲 |
---|---|
メロディを作る コード進行を決める(決めない場合もある) | コード進行を決める/アレンジする 伴奏に必要な楽器を加える 曲の構成をアレンジする |
コードの決めるタイミングは、以下2つのパターンがあります。
- 作曲段階で決めるパターン
- 編曲時に決めるパターン
作曲はメロディ・コード進行のみを作り、それ以外は編曲が担当します。
しかし近年ではDTMの普及で、メロディを作ると同時に編曲してしまう場合も多いため、作曲と編曲の垣根はなくなりつつあります。
ネットに自分で曲をあげている人は、作曲と編曲を1人でやってしまう人が多いですね
作曲と編曲はどっちが大変?
作曲と編曲はどっちが大変なんだろう?
と疑問に思う初心者の方も多いでしょう。
結論から言うと、作曲と編曲はどちらも同じくらい大変です。
ただし、作曲と編曲は違うベクトルの大変さがあります。
- 何もないところから音楽を作る必要がある
- メロディを作っても、どこかで聞いたようなありきたりのメロディになってしまう
- 単純に時間がかかる
- 必要な知識が多い
- 何かしら楽器を弾けないと大変
編曲に関しては以下の記事で大変さを解説しているので、参考にしてみてください。
どちらも努力で上達させることはできますよ!
【作曲と編曲の違いがわかる】編曲による曲の雰囲気の変化
ここでは同じメロディでも編曲によって、どのように曲の印象が変わるのかを実例付きでご紹介します。
題材とする曲はYOASOBIの「夜に駆ける」です。
「夜に駆ける」のような編曲の仕方は以下の記事で解説しているので、ぜひ見てみてください!
ロック風(バンドアレンジ)
こちらはロック風(バンドアレンジ)に編曲された「夜に駆ける」です。
原曲との大きな違いは、
- ドラムが生ドラム(原曲は打ち込み)
- ピアノが原曲ほど主張せず、曲の一部に溶け込んでいる
- FXなどが使用されていない
などが挙げられます。
印象は原曲と近いものの、生ドラムのおかげでかっこいいロックになっています!
EDM風
こちらの動画は「夜に駆ける」をEDM風にアレンジしたものです。
原曲との大きな違いは、
- コードとベースがシンセサイザー(原曲はピアノと生ベース)
- EDM特有のビルドアップ
- エフェクトやFXによるウェットな空間の演出
などが挙げられます。
EDMにおけるビルドアップとは、サビに向けて盛り上げるパート(J-popでいうBメロ)のことを指します。
FXなどの使用でより派手な印象になっていますね!
ジャズ風
ジャズ風に編曲されたバージョンもあります
原曲との大きな違いは、
- リズムがシャッフルしている
- コードがテンションコードを多く使用している
- ピアノとドラムというシンプルな構成
などが挙げられます。
カフェで流れていたら最高な「夜に駆ける」ですね・・・
ゲーム音楽風
ゲーム(ファミコン)音楽風に編曲した場合は、こちらの動画のようになります。
原曲との大きな違いは、
- 印象的な8bitサウンド単音での編曲
- ベースがコードを演奏している
です。
ファミコン音楽では制約が多くあり、以下の4つの音しか同時に出すことができません。
- パルス波(2音)・・・リードメロディ、サブメロディ
- 三角波(1音)・・・ベース
- ノイズ(1音)・・・ドラムやフィルに使用
制約のある8bitサウンドで、「夜に駆ける」をうまく演奏していますね
レゲエ風
最後にレゲエ風に編曲されたの「夜に駆ける」です。
レゲエとはジャマイカ発祥の音楽ジャンルで以下のような特徴があります。
- 裏拍に2・4拍目をギターのカッティングが入る
- 3拍目にドラムのアクセントが入る
原曲との大きな違いは、
- レゲエ特有のリズム(原曲は4つ打ち)
- うねるようなベースライン
- 少ない楽器で余白を楽しむように作られている
という点です。
自然とリズムに合わせて体が動き出しますね~
編曲に必要なスキル
編曲をするために必要なスキルは以下の4つです。
- 音楽理論
- 各楽器の知識
- アレンジスキル
- DAWの操作スキル
音楽理論
編曲をする際には音楽理論の理解は必須です。
編曲ではコード進行、スケール、和音などを理解したうえで、各楽器を組み合わせていく必要があります。
音楽理論ってなんだか難しそう・・・
たしかに、編曲未経験の方にとって音楽理論は難しいイメージがあります。
しかし、一つずつ丁寧に学べば、そこまで難しいものではないです。
最近はわかりやすく解説している本やYouTubeがあるので、編曲をやりたいのであれば、学習してみることをおすすめします。
音楽理論を学びたいなら以下の書籍がおすすめ!
各楽器の知識
編曲作業では各楽器の知識も必要になります。
各楽器の持つ音域、音色を理解し、それぞれの楽器の魅力を発揮できるように、編成を組むことができます。
楽器の特性を理解していないと、普通の人間では演奏できない音域を使ったり、演奏不可能なフレーズを作ってしまうなど、楽曲に違和感を与えてしまいます。
バンドとか吹奏楽とかやっていた人は、編曲に有利です!
アレンジスキル
アレンジスキルも重要になってきます。
ここでいうアレンジスキルとは、以下の3つのことを指します。
- 各パートをうまく組み合わせられる
- 楽曲に合ったフレーズを作れる
- 雰囲気に合わせて適切な音色を選べる
「中国風のオーケストラ」を作りたい!
と思うのであれば、
- 中国風の音楽だから中国の楽器を使ってみよう
- オーケストラだから、弦楽器(バイオリンやヴィオラ)とか管楽器系(チューバやホルン)が必要だな
- 迫力を出すためにアクション映画で使われるようなリズムを組み合わせてみよう
といった具合に、自分の中でアイデアをうまく組み合わせて良い音楽にする必要があります。
アレンジスキルは編曲家の実力が一番出る部分です
DAWソフトの操作スキル
編曲ではDAWソフトの操作もスムーズにできなければいけません。
DAWはアレンジ(編曲)からミックス・マスタリングまでの全工程で必要なソフトです。
例えば、DAWを使いこなせれば
- 楽器のフレーズの作成
- 音のピッチの修正
- タイミングの微調整
などができるようになります。
編曲を効率よくこなしていくには、ショートカットキーを覚えたりプラグインの特性を理解するなど、様々な操作をマスターする必要があります。
できることが多いですが、操作が難しいのが欠点です・・・
編曲を学ぶ方法
編曲についてはわかったけど、編曲ってどうすればできるようになるの?
編曲をできるようになるための方法は以下の3つです。
- DTMスクールに通う
- 編曲に関する記事を読む
- YouTubeで編曲の方法を学ぶ
順番に解説していきます。
DTMスクールに通う
編曲やってみたいけど、YouTubeとかを見てもよくわからない・・・
自分にはできる気がしない・・・
全くの初心者にとって編曲は難しい作業だと思います。
ですが諦める必要は全くありません。
DTMスクールのレッスンを受ければ、初心者でもプロ級の曲を作れるようになります。
私は最初、独学でDTMを勉強していましたが、
- DAWソフトから音が出ない
- 音は出たけど、かっこいい音が鳴らない
- 何とか曲はできたけど、ホームセンターで流れるBGMみたいな曲になった
といったように、DTMが全く楽しくなく、挫折しました。
しかし、DTMスクールに通ってDTMを学んだら、お金をもらえるまで成長しました。
今では以下のような曲を作れるくらいにまで成長しました!
▼YOASOBI風デモ曲
初心者の方からすると「すごい!」と思われるかもしれませんが、DTMスクールでプロから教われば、このレベルの曲はすぐに作れるようになります。
僕のような凡人でもこんな曲を作れるので、あなたもできますよ!
そしてDTMスクールに通うのと、独学でDTMをやった場合には以下のような差があります。
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時間がない人でも効率よく学習できる 困っているポイントを講師にすぐに聞けるので、挫折しにくい プロの作編曲のノウハウを教えてもらえるので、作編曲のクオリティが段違いに上がる | 1から自分で調べる必要があるので効率が悪い 覚えることが多すぎて挫折しやすい 労力をかけても良い曲が作れない |
DTMスクールでプロの講師からレッスンを受ければ、挫折しにくくなる&上達が早くなります。
無料体験レッスンを受けたからといって、絶対に入会しなければいけないわけではないので、ぜひ気軽に体験レッスンを受けてみてください。
悩んでいる時間がもったいないので、気になるスクールの体験レッスンを今すぐ申し込んでしまいましょう!
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知名度 | 高い | 普通 | 低い |
時間 (1コマ) | 45分 | 60分 | 45分 |
料金 (1コマ) | 4,400円 | ※スタジオでの受講の場合は、別途スタジオ代 | 5,825円※初月のみ | 4,208円
講師 | ※指名する場合は指名料が必要 | 毎回異なる担当制 | 講師を自分で選べる |
対応 ソフト | ※その他DAWは事前に要確認 | Logic ProメインDAWソフト全般 | DAWソフト全般 |
おすすめできる人 | これからDTMを始める人 大手の音楽教室がいい人 | 予算に余裕がある人 | DTM仲間が欲しい人 イベントを楽しみたい人 |
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以下の記事では、初心者におすすめできるDTMスクールについて解説しているので、あわせてご覧ください。
編曲に関する記事を読む
編曲をできるようになるには、本ブログで解説している記事をまず見てもらうのが一番早いかと思います。
▼編曲(DTM)の始め方
▼編曲の具体的なやり方やコツ
▼DTMまとめ記事
初心者の方にもわかりやすく解説しているので、上記の記事を見てもらえれば、編曲についてより理解が深まると思います!
YouTubeで編曲の方法を学ぶ
YouTubeで編曲の方法を学ぶのもおすすめです。
最近では多くのDTM系のYouTuberが、編曲のノウハウを無料で発信してくれています。
いくつか動画を乗せておくので、これから編曲をやりたいという方は参考にしてみてください。
どの動画もわかりやすく解説してくれています!
上記以外にもYouTubeには作編曲に役立つ動画がたくさんあるので、活用しないのはもったいないです。
基礎的な知識に関しては、YouTube見ながら試していけば大体解決できるので、ぜひ試してみてください。
まとめ
この記事では、
- 編曲と作曲の違い
- 編曲による曲の雰囲気の変化
- 編曲に必要なスキル
- 編曲を学ぶ方法
について解説しました。
今回の記事を簡単にまとめると以下になります。
- 編曲とは、簡単にいうと「メロディに肉付けする」こと。
- 編曲の主な役割は以下の3つ。
- コードを付ける(アレンジする)
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- 編曲を学ぶには以下の3つがおすすめ!
- DTMスクールに通う
- 編曲に関する記事を読む
- YouTubeで編曲の方法を学ぶ
編曲はDTMスクールに通うと挫折せず効率的に上達することができます。
ぜひ編曲にチャレンジして、自分の曲を作るのを楽しんでください。