作曲を始めたけど全然いいメロディが作れない・・・
と悩む初心者の方は多いのではないでしょうか。
しかし、正しくメロディの作り方とコツを覚えれば、初心者であってもいいメロディを作れます。
この記事では以下のことについて解説します。
- エモいメロディの作り方とコツ
- メロディ作りを上達させる方法
作曲やDTMを始めると、音楽が100倍楽しくなるよ!
でも、初心者にとって独学では難しく、挫折率が高いのも事実・・・
作曲やDTMは必要な知識が多く、良い曲が作れるようになる前に挫折してしまうケースも少なくないです。
なので、初心者のうちは挫折しないために作曲・DTMスクールで、基礎を学ぶのがおすすめ。
私も最初は独学で作曲を勉強しており、わからないことが多すぎて挫折。
しかし、スクールに通って作曲やDTMを学んだら、お金をもらえるまでに成長できたのです。
僕はスクールに通ってから曲のクオリティが爆上がりしたよ!
効率よく上達したいならスクールの利用は必須!
スクールに通って正しく作曲・DTMを学べば、
- 無駄な努力をしないで済む
- プロ級の曲を作れるようになる
- 音楽でお金を稼げるようになる
といいこと尽くしです。
最短で作曲を上達させたいなら、まずはスクールの無料体験レッスンを受講をしてみましょう。
\カンタン60秒で申込/
体験レッスンを受けて合わなければ、無理に入会する必要はないよ!
補足ですが、シアーミュージックは、初回の体験レッスンは対面でのレッスンになります。
- シアーミュージックの対応地域外にお住まいの方
- DTMをオンラインで受講したい方
上記のような方には、他のスクールがおすすめ。
以下の記事ではDTM歴10年の私が、おすすめDTMスクールについて詳しく解説をしているので、参考にしてみてくださいね。
エモいメロディの作り方とコツ(音階)
ここからはメロディの作り方を以下の3つに分けて解説します。
- 音階
- リズム
- フレーズ
今回は以下の音源にメロディをつけていきます。
メロディ作りにおける音階で意識すべきことは以下です。
- 白鍵の音だけを使う
- 基本は「ド・レ・ミ・ソ・ラ」の5音を使う
- 音の移動は基本的に隣に移動する
- 「ファ」と「シ」はアクセントとして使う
- フレーズ終わりは「ド・ミ・ソ」を使う
- 盛り上げたい箇所で高い音へジャンプする
順番に解説していきます。
白鍵の音だけを使う
まず前提として作曲に慣れないうちは白鍵の音だけでメロディを作りましょう。
つまりド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シの7音でメロディを作っていくということです。
黒鍵は無視してOKです!
白鍵だけでメロディを作る理由は以下の2つです。
- 視覚的にわかりやすい
- メロディ作りで大きく失敗しない
少し上級者向けの話をすると、曲を作る際には「キー」という、その曲の中心となる音を決める必要があります。
白鍵でメロディを作ると、自然とキーが「C(ド)」となる音階になっているため、適当に音を弾いても音を外す可能性が少ないのです。
▼白鍵だけで作ったメロディ
ただ、このままだと少し聴きづらいメロディですね・・・
基本は「ド・レ・ミ・ソ・ラ」の5音を使う
次のポイントは、基本はド・レ・ミ・ソ・ラの5音を使うということです。
音楽理論的に説明すると、この5音はペンタトニックスケールというスケール音に該当します。
ペンタトニックスケールの特徴として、
- 聴き心地のいいメロディが作りやすい
- 伴奏を邪魔しない
という特徴があります。
特徴からもわかる通り、メロディ作りにおいて非常に優れたスケールなのです。
僕も作曲するときは基本的にペンタトニックスケールを使います!
▼ド・レ・ミ・ソ・ラだけで作ったメロディ
ただ、まだ音程がちぐはぐで少し聴きづらいです
音の移動は「隣 or 1個飛ばし」
音の移動は基本的に「隣 or 1個飛ばし」で移動することを意識しましょう。
何で隣か1個飛ばしで移動するのがいいの?
音の移動を「隣 or 1個飛ばし」にするメリットは以下の2つです。
- 音の移動が少なく、滑らかに聞こえる
- 歌を歌う時に音程を取りやすい
▼音を「隣 or 1個飛ばし」に移動するメロディ
これはかなり聴きやすいですね!
「ファ」と「シ」はアクセントで使う
ファとシはアクセントとして使うことで、表現の幅が広がります。
ただし、ファとシを使いすぎると曲に違和感が出てきてしまうので注意が必要です。
ほどよくスパイス的に入れるのがベターです!
▼ファとシを使ったメロディ
フレーズ終わりは「ド・ミ・ソ」
フレーズ終わりはド・ミ・ソで終わりましょう。
フレーズを「ド・ミ・ソ」以外の音で終わると、メロディに違和感が出てしまいます。
▼ド・ミ・ソ以外の音で終わった場合
凄い違和感です・・・
これをド・ミ・ソで終わるように修正すると、以下のようになります。
▼ド・ミ・ソの音で終わった場合
聴きやすさが全然違いますね!
盛り上げたい箇所で高い音へジャンプする
盛り上げたい箇所では高い音へジャンプして、メロディにメリハリを出しましょう。
また、音をジャンプするときはド・ミ・ソに着地するのが基本です。
▼高い音へジャンプしたメロディ
音のジャンプを入れると一気にエモくなります!
エモいメロディの作り方とコツ(リズム)
メロディのリズムを作るときに意識すべきことは以下です。
- 16音符や休符を使う
- メロディの始まるタイミングを工夫する
- 有名な曲のリズムをマネする
順番に解説していきます。
16音符や休符を使う
16分音符や休符を使うのもメロディ作りでは重要です。
例えば、以下はメロディをすべて8分音符で作っており、緩急がないので少し聴きづらいメロディになっています。
▼8分音符のみのメロディ
下のメロディは16分音符や休符を入れることで、人間が歌えるような緩急のあるきれいなメロディになっています。
▼16分音符や休符を入れたメロディ
16分音符や休符をうまく使うと曲に疾走感やエモさを演出できます!
メロディの始まるタイミングを工夫する
メロディの始まるタイミングを工夫することで、飽きないメロディを作ることができます。
タイミングを工夫するってどういうこと?
メロディの始まるタイミングとしては大きく以下の3つがあります。
- 拍の頭ちょうどから始める
- 拍の頭よりフライングして始める(シンコペーション)
- 休符から始める(レイドバック)
メロディの始まるタイミングを工夫するのが、ノリの良いメロディを作るコツです。
▼拍の頭よりフライングして始まるメロディ
メロディに勢いが生まれました!
有名な曲のリズムをマネする
メロディのリズムがいつもワンパターンになってしまう・・・
そんな方は自分の気に入った曲のメロディのリズムをマネしてしまうのもありです。
前の章で説明したポイントを抑えたうえで、メロディのリズムをマネすると、聴いていて気持ちいいメロディを作ることができます。
リズムに著作権はないので、気に入った曲はどんどんマネしていきましょう。
僕も作曲するときは有名な曲のメロディのリズムをマネします!
エモいメロディの作り方とコツ(フレーズ)
フレーズを作る際に意識すべきことは以下です。
- 息継ぎのポイントを設ける
- 同じフレーズを繰り返す
- コードを意識する
- 「Aメロ→Bメロ→サビ」の順に使う音階を高くする
順番に解説していきます。
息継ぎのポイントを設ける
メロディを作る際は息継ぎのポイントを設けるようにしましょう。
具体的にはフレーズの終わりに休符を入れるイメージです。
休符を入れることで、
- フレーズがどこで区切られているのかわかる
- ボーカルが無理なく歌えるメロディになる
- 次のフレーズに展開しやすい
といったメリットがあります。
メロディを作っていると、音を詰め込みすぎてしまいがちですが、勇気をもって息継ぎポイントを用意しましょう。
いいメロディにはちゃんと息継ぎポイントが入っています!
同じフレーズを繰り返す
メロディの主軸となるフレーズを繰り返すのもポイントです。
同じフレーズを繰り返すことを音楽用語で「リフレイン」と言います。
▼リフレインしたメロディ
フレーズを繰り返すことで、リスナーの記憶に残りやすいメロディになります。
逆にフレーズを繰り返さない場合、記憶に残らないうえに、リスナーに聴きづらい音楽と認識されてしまう可能性もあるので注意しましょう。
リフレインは超大事です!
コードを意識する
少し上級者向けですが、コードを意識してメロディを作るのもおすすめです。
コードの構成音を理解すると、「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ」以外にもメロディに取り入れることができます。
以下のメロディでは、黒鍵の音である「G#(ソ#)」を使っています。
▼「G#(ソ#)」を使ったメロディ
黒鍵の音である「G#(ソ#)」を使えるのは、同時に鳴っている「E7」コードの構成音に「G#(ソ#)」が入っているため、違和感なく使うことができるのです。
メロディの後ろで鳴っているコードの構成音を理解すると、メロディ作りの幅が広がります。
コードの構成音を使うと、よりエモいメロディを作れます!
音楽理論を学びたいなら、以下の書籍がおすすめです。
「Aメロ→Bメロ→サビ」の順に使う音階を高くする
なかなか盛り上がるサビを作れない・・・
歌のメロディを作るコツとして、「Aメロ→Bメロ→サビ」の順に使う音階を高くするというのも一つの手。
人間は高い音で盛り上がりを感じるため、サビで最高音に到達するようにメロディを設計すると、盛り上げが足りないという状況を避けられます。
また、ルールを決めておくとメロディ作りに迷わないという利点もあります。
メロディ作りを上達させる方法
メロディ作りを上達させる方法は以下の3つです。
- 好きな曲のメロディをコピーする
- 音楽理論を学ぶ
- 作曲のレッスンを受ける
順番に解説していきます。
作曲のレッスンを受ける
メロディ作りが全然上達しない・・・
メロディ作りにつまづいている作曲初心者の方に一番おすすめしたいのは、作曲のレッスンを受けることです。
私も最初は独学で作曲を勉強していましたが、
- 覚える知識多すぎる
- 音楽理論難しすぎる
- 曲を作ってみても全然かっこよくならない
といったように、作曲が全く楽しくなく挫折。
しかし、作曲・DTMスクールに通って作曲を学んだら、お金をもらえるまで成長しました。
今では以下のような曲を作れるくらいにまで成長しました!
▼YOASOBI風デモ曲
初心者の方からすると「すごい!」と思われるかもしれませんが、スクールでプロから教われば、このレベルの曲はすぐに作れるようになります。
僕のような凡人でもこんな曲を作れるので、あなたもできますよ!
そして作曲・DTMスクールに通うのと、独学でやる場合には以下のような差があります。
スクールに通った場合 | 独学でやる場合 |
---|---|
時間がない人でも効率よく学習できる 困っているポイントを講師にすぐに聞けるので、挫折しにくい プロの作編曲のノウハウを教えてもらえるので、作編曲のクオリティが段違いに上がる | 1から自分で調べる必要があるので効率が悪い 覚えることが多すぎて挫折しやすい 労力をかけても良い曲が作れない |
スクールでプロの講師からレッスンを受ければ、挫折しにくくなる&上達が早くなります。
無料体験レッスンを受けたからといって、必ずしも入会する必要はないので、ぜひ気軽に体験レッスンを受けてみてください。
\趣味で始めたい方も本気でプロを目指したい方も/
体験レッスンを受けて合わなければ、無理に入会する必要はないよ!
補足ですが、シアーミュージックは、初回の体験レッスンは対面でのレッスンになります。
- シアーミュージックの対応地域外にお住まいの方
- DTMをオンラインで受講したい方
上記のような方には、他のスクールがおすすめ。
以下の記事ではDTM歴10年の私が、おすすめDTMスクールについて詳しく解説をしているので、参考にしてみてくださいね。
好きな曲のメロディをコピーする
好きな曲をコピーするとメロディ作りが飛躍的に上達します。
好きな曲をコピーするメリットは以下の3つです。
- いいメロディの法則性がわかる
- メロディの引き出しが増える
- 好きな曲なのでコピーしていて楽しい
コピーする際はキーを「C」に直すと、ほぼ白鍵だけでメロディを再現することができます。
プロの楽曲のメロディはとても参考になります!
音楽理論を学ぶ
音楽理論を学ぶとメロディ作りが簡単になります。
音楽理論を学ぶと
- 不協和音となる音
- 「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ」以外で使える音
- キー「C(ド)」以外でメロディを作る方法
などがわかるようになり、メロディ作りがスムーズに行えます。
音楽理論って難しそう・・・
という初心者の方は多いと思います。
「メロディの作り方とコツ(フレーズ)-コードを意識する」の章で紹介したの教本は、初心者の方でもわかるように音楽理論を解説してくれているのでおすすめです。
まとめ
この記事ではメロディの作り方やコツについて紹介しました。
今回の記事をまとめると以下になります。
- メロディの音階で意識すべきことは以下の6個
- 白鍵の音だけを使う
- 基本は「ド・レ・ミ・ソ・ラ」の5音を使う
- 音の移動は「隣 or 1個飛ばし」
- 「ファ」と「シ」はアクセントで使う
- フレーズ終わりは「ド・ミ・ソ」
- 盛り上げたい箇所で高い音へジャンプする
- メロディのリズムで意識すべきことは以下の3個
- 16音符や休符を使う
- メロディの始まるタイミングを工夫する
- 有名な曲のリズムをマネする
- メロディのフレーズで意識すべきことは以下の3個
- 息継ぎのポイントを設ける
- 同じフレーズを繰り返す
- コードを意識する
- 「Aメロ→Bメロ→サビ」の順に使う音階を高くする
もし作曲に困っているなら、スクールに通うのがおすすめ。
なぜなら、作曲・DTMは非常に乗り越えなければいけない壁が多く、プロの講師の力を借りた方が楽しんで上達できるからです。
作曲・DTMは正しく取り組めば本当に面白い趣味なので、ぜひ楽しいDTMライフを送ってくださいね。