DTMを始めたいけど必要なものって何だろう?
機材の購入の優先順位や費用を知りたい
DTMに興味を持ったものの「何を買えばいいか」わからないと悩む初心者の方は多いと思います。
この記事では、
- DTMを始めるのに必要なもの
- 購入する機材の優先順位や費用
- 初心者にとっていらない機材
などについて解説していきます。
DTMの機材の必要なものと優先順位は以下の通り!
- 1位:パソコン
- 2位:DAWソフト
- 3位:オーディオインターフェース
- 4位:モニターヘッドホン
- 5位:MIDIキーボード
- 6位:プラグイン
- 7位:マイク
DTMを始めると、音楽が100倍楽しくなるよ!
でも、初心者にとって独学では難しく、挫折率が高いのも事実・・・
DTMは必要な知識が多く、良い曲が作れるようになる前に挫折してしまうケースも少なくないです。
なので、初心者のうちは挫折しないために作曲・DTMスクールで、基礎を学ぶのがおすすめ。
私も最初は独学で作曲を勉強しており、わからないことが多すぎて挫折。
しかし、スクールに通って作曲やDTMを学んだら、お金をもらえるまでに成長できたのです。
僕はスクールに通ってから曲のクオリティが爆上がりしたよ!
効率よく上達したいならスクールの利用は必須!
スクールに通って正しく作曲・DTMを学べば、
- 無駄な努力をしないで済む
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といいこと尽くしです。
最短で作曲を上達させたいなら、まずはスクールの無料体験レッスンを受講をしてみましょう。
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補足ですが、シアーミュージックは、初回の体験レッスンは対面でのレッスンになります。
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上記のような方には、他のスクールがおすすめ。
以下の記事では、DTM歴10年の私が厳選したおすすめスクールについて、詳しく解説をしているので参考にしてみてくださいね。
【初心者必見】DTMを始めるのに必要なもの
DTMで必要なものは以下7つです。
- パソコン
- DAWソフト(作曲ソフト)
- オーディオインターフェース
- モニターヘッドホン
- MIDIキーボード
- プラグイン(音源ソフト)
- マイク
パソコン
DTM作業の中心となるのがパソコンです。パソコンがなければDTMはできません。
DTMをする場合、ある程度高いスペックのパソコンが必要になってきます。
DTMをする場合は、最低限以下のスペックのPCを用意しましょう。
- CPUはIntel Core i5以上
- メモリは8GB以上
- ストレージは100GB以上
DTMでは録音した音源を読み込んだり、ソフトを多く立ち上げる必要があるので、パソコンの処理能力が低いとフリーズする可能性があります。
パソコンのスペックが高ければ高いほど、快適に作業できます!
DAWソフト(作曲ソフト)
DTMをやるにはDAWソフトも必須です。
DAWソフトとは、PC上で作編曲をする際に使用するソフトのことです。
DAWソフトには、例えば以下のようなものがあります。
- Cubase
- Logic Pro
- FL STUDIO
- Ableton Live
- STUDIO ONE
ちなみに僕はCubaseを使用しています!
無料で使用できるDAWソフトは以下で解説しているので、参考にしてみてください。
オーディオインターフェース
DTMをやる際にオーディオインターフェースはあった方が便利です。
オーディオインターフェースってなに?
オーディオインターフェースは、一言でいうと楽器の音をPCに取り込む機械です。
加えて、オーディオインターフェースにはPCの音源データをスピーカーやヘッドホンに送るという役割もあります。
パソコンに内蔵されているマイクを使用して録音する方法もありますが、ノイズがのりやすく音質も悪いため、使用はおすすめできません。
楽器を録音したいならオーディオインターフェースは必須です!
モニターヘッドホン
可能であればモニターヘッドホンを用意しましょう。
モニターヘッドホンって普通のヘッドホンと違うの?
一般的なヘッドホンと、モニターヘッドホンの違いは以下のとおりです。
一般的なヘッドホン(スピーカー):音楽を楽しむために、低音や高音が強調される
モニターヘッドホン(スピーカー):なるべく音を正確に出力する
DTMではモニターヘッドホンで曲を確認しながら、各トラックの音を調整していきます。
MIDIキーボード
MIDIキーボードはDTMをやるうえで必須ではありませんが、用意するとDTMをよりスムーズに作業することができます。
MIDIキーボードとは、「MIDI(演奏情報のデータ)」をDAWソフトに入力するためのコントローラーです。
MIDIキーボードを使うことで、作曲効率が何倍にもなります!
プラグイン(音源ソフト)
プラグインも編曲において重要です。
プラグインを使用すればDAWソフト上で、ピアノやドラムなど、さまざまな楽器の音を出すことができます。
高価なプラグインほど、生楽器と聞き間違えるほどリアルな音であったり、サウンドのバリエーションが豊富な傾向にあります。
資金に余裕がなければ、DAWにデフォルトで入っているプラグインを使えばOKです!
マイク
歌やアコギなどを録音したい方はマイクを用意する必要があります。
録音の流れは、マイクをオーディオインターフェースにつないで、パソコンにデータをインプットするイメージです。
マイクの値段はピンキリですが、良い音質で録音したいなら2~3万円のモノを購入するのがおすすめです!
DTMで揃えるべき機材の優先順位と初期費用
機材を購入する優先順位はどうすべき?
DTMは必要な機材が多くて、初心者の方は限られた予算でどれを優先して購入すべきか迷ってしまいますよね。
DTMで購入すべき機材の優先順位と費用は以下の通りです。
- 1位:パソコン(10万円~30万円)
- 2位:DAWソフト(無料~6万円)
- 3位:オーディオインターフェース(1万円~20万円)
- 4位:モニターヘッドホン(1万円~3万円)
- 5位:MIDIキーボード(5千円~5万円)
- 6位:プラグイン(無料~15万円)
- 7位:マイク(1万円~20万円)
次の章で予算別に購入すべき機材について解説していきます!
【予算別】DTMで買うべき機材一覧
ここでは予算別にDTMで買うべき機材をご紹介します。
今回は以下の予算ごとに買うべき機材を紹介しています。
- 予算:1万円以下
- 予算:5万円以下
- 予算:10万円以下
- 予算:20万円以下
- 予算:30万円以下
- 予算:30万円以上
機材購入の際の参考にしてみてください!
予算:1万円以下
予算が1万円以下の場合に購入すべきものは以下です。
- DAWソフト(1万円以下)
予算が0円~1万円の場合は、ほとんどDTMに必要な機材は揃いません。
しかし、既にPCを持っている方や、スマホでDTMをやるという方は初期投資することをすることなく、DTMを始めることができます。
おすすめのDAWソフト(無料)は以下です。
初心者の方は最初は無料のDAWソフトで十分ですが、
これから本格的にDTMをやっていきたい!
という方は、以下オーディオインターフェースを購入すれば、DAWソフトも無料で付いてくるのでおすすめです。
また、無料のDAWソフトについては、以下の記事で解説しているので参考にしてみてください。
予算:5万円以下
予算が5万円以下の場合に購入すべきものは以下です。
- DAWソフト(1万5千円)
- オーディオインターフェース(2万円)
- モニターヘッドホン(1万円)
PCを持っていることが前提になりますが、予算5万円では少しずつDTMに必要な機材を揃えることができます。
またネット上には無料のプラグインが多く存在するので、内蔵音源と合わせて活用するのがおすすめです。
工夫すれば予算を抑えつつクオリティの高い曲を作れます!
以下のDTMセットの商品は無料のDAWもついてきて、ヘッドホン・オーディオインターフェースともに高品質なのでおすすめです。
上記で紹介したオーディオインターフェースに付属する、無料DAWの内蔵音源だけでも、以下のようにクオリティの高い曲を作ることができます。
予算:10万円以下
予算が10万円以下の場合に購入すべきものは以下です。
- DAWソフト(3万円)
- オーディオインターフェース(2万円)
- モニターヘッドホン(1万円)
- MIDIキーボード(5千円)
- プラグイン(1万円)
予算が10万円ほどあると、PC以外のDTMに必要な機材が一通りそろいます。
まとめてDTM機材を買いたい方は以下のDTMセットがおすすめです。
僕がこれからDTMを始めるなら間違いなくこのセットを選びます!
もしPCを持っていない方であれば、予算10万円でPCを購入し、無料のDAWソフトでDTMを始めるのも一つの選択肢です。
ちなみに10万円前後で買えるおすすめのPCは、マウスコンピューターで購入するのがおすすめです。
以下のページから、お得に購入できるPCを確認できますので、見てみて下さい。
予算:20万円以下
予算が20万円以下の場合に購入すべきものは以下です。
- PC(10万円)
- DAWソフト(5万円)
- オーディオインターフェース(2万円)
- モニターヘッドホン(1万円)
- MIDIキーボード(5千円)
- プラグイン(1万円)
予算が20万円あれば、PCを含めたDTMの機材を不足なく揃えることができます。
有料のプラグインを導入すると曲のクオリティが格段に上がるので、資金に余裕のある方はぜひ導入してみてください。
本気でDTMに取り組みたいなら20万円くらいは用意したいです・・・!
予算:30万円以下
予算が30万円以下の場合に購入すべきものは以下です。
- PC(15万円)
- DAWソフト(3万円)
- オーディオインターフェース(2万円)
- モニターヘッドホン(1万円)
- MIDIキーボード(5千円)
- プラグイン(3万円)
- モニタースピーカー(3万)
- マイク(2万)
予算が30万円ほどあると、PCをグレードアップできたり、モニタースピーカーなども導入することができます。
ここまで予算があればDTMを始めるのに困ることはなく、DTMを快適に行うことができます。
30万円あれば選択肢が広がります!
予算:30万円以上
予算が30万円以上の場合に購入すべきものは以下です。
- PC(20万円)
- DAWソフト(5万円)
- オーディオインターフェース(5万円)
- モニターヘッドホン(2万円)
- MIDIキーボード(1万円)
- モニタースピーカー(3万円)
- マイク(3万円)
- プラグイン(10万円)
予算が30万円以上ある方は、ハイスペックPCや豊富なプラグインを購入することができます。
30万以上の予算をかければプロと同等の機材を手に入れられ、素晴らしいスタートダッシュを切ることができます。
プロ志向の方は、初期投資として高品質の機材を購入するのはありです!!
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【経験談】初心者は不要!DTM機材でいらないもの
DTMは必要な機材が多いですが、初心者の方には不要な機材も多いです。
- モニタースピーカー
- プラグインバンドル
- MIDIパッドコントローラ
順番に解説していきます。
以下はあくまで「初心者がDTMを始める時に必要なもの」に対する私個人の見解です。
DTMをやっていくうえで必要とご自身で判断されるのであれば、購入しても全く問題ありません。
モニタースピーカー
賛否両論あるかと思いますが、初心者の方や資金に余裕のない方にとってモニタースピーカーは不要だと私は考えています。
モニタースピーカーが不要だと考える理由は以下の3つです。
- 置く場所の確保に困る
- ある程度大きな音を出せないとモニターができない
- 正しくモニターするには吸音材なども用意する必要がある
特に集合住宅に住んでいる場合、モニタースピーカーの利用のハードルは一気に上がります。
もちろん資金や場所に余裕があるならば、購入しても全く問題ありません。
しかし限られた予算でDTMを始める場合は、「無理して買わなくていいんじゃない?」と私は感じています。
モニタースピーカーはポテンシャルを引き出すのが難しいです・・・
プラグインバンドル
モノにもよりますが、初心者の方がプラグインバンドル(プラグインのセット商品)を購入するのはおすすめしません。
プラグインバンドルの代表例として、
- KOMPLETE
- Waves
- UAD
などの商品が挙げられますが、初心者にとってこれらのプラグインバンドルは不要です。
プラグインバンドルが不要だと考える理由は以下の2つです。
- 使わないプラグインが付いてくる
- 単体で買うより割高
僕も始めた時にバンドルを買いまくって、多くのお金を無駄にしてきました・・・
基本的にはプラグインバンドルは割高になるケースが多いので、予算が限られているのであれば、無理して購入する必要はありません。
ただし、以下のようなケースでは単品で購入するより、バンドルで購入したほうがお得な場合もあります。
- 欲しいプラグインが多く入っており、単品で買うより安い場合
- ブラックフライデーなどで、激安で購入できる場合
ご自身の状況に合わせて購入するようにしましょう。
MIDIパッドコントローラー
以下の画像のような、パッドタイプのMIDIコントローラも不要です。
出典:サウンドハウス
MIDIパッドコントローラーとは、四角のパッド部分に音を割り当て、パッドをたたく操作によってDAWにMIDIを入力できるコントローラです。
MIDIパッドコントローラーが不要と考える理由は以下3つです。
- 置く場所に困る
- MIDIキーボードで代用できる
- 初心者にとっては多機能で扱いが難しい
ビートメイクやトラックメイクをやる方以外がMIDIパッドコントローラを買うと、使う出番が全くなく、後悔してしまう可能性が高いです。
MIDIパッドコントローラーを全く使わない作曲家の方も多いです
知らなきゃ損!DTMを最速で上達させる方法
DTMに必要なものを揃えたら、次は具体的なDTMのやり方を学びましょう。
初心者の方がDTMを上達させるための方法は以下の3つです。
- DTMスクールに通う
- DTMの記事やYouTubeを見る
- DTMのコミュニティに入る
順番に解説していきます。
DTMスクールに通う
DTM難しい・・・
どうすれば上達するかわからない・・・
DTMでの作曲につまづいている初心者の方には、DTMスクールに通うことを強くおすすめしたいです。
私も最初は独学でDTMを勉強していましたが、
- DAWソフトから音が出ない
- 音は出たけど、かっこいい音が鳴らない
- 何とか曲はできたけど、ホームセンターで流れるBGMみたいな曲になった
といったように、DTMが全く楽しくなく、挫折しました。
しかし、DTMスクールに通ってDTMを学んだら、お金をもらえるまで成長しました。
今では以下のような曲を作れるくらいにまで成長しました!
▼YOASOBI風デモ曲
初心者の方からすると「すごい!」と思われるかもしれませんが、DTMスクールでプロから教われば、このレベルの曲はすぐに作れるようになります。
僕のような凡人でもこんな曲を作れるから、君にもできるよ!
そしてDTMスクールに通うのと、独学でDTMをやった場合には以下のような差があります。
DTMスクールに通った場合 | DTMを独学でやる場合 |
---|---|
時間がない人でも効率よく学習できる 困っているポイントを講師にすぐに聞けるので、挫折しにくい プロの作編曲のノウハウを教えてもらえるので、作編曲のクオリティが段違いに上がる | 1から自分で調べる必要があるので効率が悪い 覚えることが多すぎて挫折しやすい 労力をかけても良い曲が作れない |
DTMスクールでプロの講師からレッスンを受ければ、挫折しにくくなる&上達が早くなります。
無料体験レッスンを受けたからといって、絶対に入会しなければいけないわけではないので、ぜひ気軽に体験レッスンを受けてみてください。
悩んでいる時間がもったいないので、体験レッスンは今すぐ申し込んじゃおう!
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体験レッスンを受けて合わなければ、無理に入会する必要はないよ!
補足ですが、シアーミュージックは、初回の体験レッスンは対面でのレッスンになります。
- シアーミュージックの対応地域外にお住まいの方
- DTMをオンラインで受講したい方
上記のような方には、他のスクールがおすすめ。
以下の記事でDTM歴10年の私が厳選したDTMスクールについて解説をしているので、参考にしてみてくださいね。
DTMの記事やYouTubeを見る
DTMを上達させたいのであれば、DTMに関する記事やYouTubeを見ることをおすすめします。
DTMを上達させるには、本ブログで解説している記事をまず見てもらうのが一番早いかと思います。
▼DTMまとめ記事
また最近では多くのDTM系のYouTuberが、DTMのノウハウを無料で発信してくれているので、ブログと合わせて活用しましょう。
ブログとYouTubeを活用しない手はないです!
DTMのコミュニティに入る
上達するためには、DTMのコミュニティに入るのもおすすめです。
DTMのコミュニティに入ると、以下のようなメリットがあります。
- 自分の楽曲のフィードバックをもらえる
- 一緒にDTMを頑張る仲間が見つかる
- DTMでわからないことを教えてくれる
作曲・DTMは非常にニッチな趣味のため、リアルの場で仲間を見つけるのは難しいので、DTMスクールで探すのが個人的にはおすすめです。
コミュニティに入ると自分の曲を聴いてもらえるし、他人の曲を聴く機会も増えるので、DTMが何倍にも楽しくなります!
まとめ
この記事では、
- DTMを始めるのに必要なもの
- 購入の優先順位や費用
- 初心者にとっていらない機材
について紹介しました。
今回の記事を簡単にまとめると以下になります。
- DTMの機材の必要なものと優先順位は以下の通り!
- 1位:パソコン
- 2位:DAWソフト
- 3位:オーディオインターフェース
- 4位:モニターヘッドホン
- 5位:MIDIキーボード
- 6位:プラグイン
- 7位:マイク
- DTMに必要な機材を揃えるには以下の予算が必要!
- PCを持っている場合は、5万円~10万円程度。
- PCを持っていない場合は、最低10万円。本気でやりたいなら20万円は必要。
自分の予算内で機材を購入して、徐々に周辺機器を増やしていくのがおすすめです!
また個人的に、初心者はDTMスクールの受講は必須だと思っています。
理由は、レッスンを受ければストレスなくDTMを楽しめて、圧倒的な速度で上達していけるからです。
「早くプロみたいな曲を作れるようになりたい!」と考えているのであれば、一度無料体験レッスンを受講してみることをおすすめします。
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